バーバリー(BURBERRY)の歴史
バーバリー(BURBERRY)の起源は1856年、創業者であるトーマス・バーバリーは農民が汚れを防ぐために服の上に羽織っていた上着をヒントに「ギャバジン」といわれる耐久性・防水性に優れた新素材を生み出し、1888年に特許を取得、1917年までギャバジンの製造権を独占。以降、素材開発と機能性重視は、バーバリーの伝統となっています。※ギャバジンの名前の由来は、スペイン語で巡礼者の着る上っ張りを意味する「ガバルディナ」1888年に特許を取得。
1911年には人類で初めて南極点に到達したアムンゼンが防寒具として使用したり、第一次世界大戦時の1914年にはトレンチコートとして英国陸海軍に正式採用され、大戦中に50万着以上着用された。 トレンチコートは、映画「ティファニーで朝食を」や「カサブランカ」でピーター・セラーズ、オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、作家のコナン・ドイル、女優キャサリン・ヘプバーン、元英首相ウィンストン・チャーチル、ら数々の著名人が愛用したことでも有名です。
1919年、ジョージV世からコート・ジャケット部門で英国王室御用達認定証(ロイヤル・ワラント)を授与される。エドワード8世も「グレート・コート(厚地の大きなコート)」のデザインを承認した。また、1950年にはジョージ6世が防寒具として、1955年にはエリザベス2世のロイヤルワラントを授かり、1989年には英国皇太子によって認証を授かっており、イギリス王室ご用達でロイヤルの称号を持っています。
有名な"バーバリー・チェック"は、1924年に誕生。コートの裏地としてデザインされたのが起源で、1967年にパリのショーで発表された傘にバーバリー・チェックを裏地以外で初めて使用し、その後、バッグやマフラーなど様々なファッションアイテムに使用されました。カラーバリエーションも最初のキャメル/赤/黒/白だけでなく、様々なカラーバリエーションを展開。
現在、ワールドワイドでは「バーバリー・プローサムコレクション」を展開中。日本では、バーバリーよりライセンスを受けた株式会社三陽商会(SANYO SHOKAI Ltd.)が、18歳から25歳の女性をターゲットに、「ジャクリーン・ケネディやオードリー・ヘプバーンが20歳だったら何を選ぶか」というイメージでデザインされている、バーバリーの伝統にトレンドを融合させた品のある、クラシックなスタイルを提案。「バーバリー・ブルーレーベル」や「バーバリー・ブラックレーベル」を発表し、アダルト層だけでなく、若い世代にもアピールすることに成功。反面、現在では日本でイギリス製のバーバリー製品を入手することは困難になっています。
1997年、「サックス・フィフス・アベニュー」の女性社長、ローズ・マリー・ブラボーが最高経営責任者に就任。ジル・サンダー(JIL SANDER )のアシスタント・デザイナーだったロベルト・メニケッティ(Roberto MENICHETTI)をクリエイティヴ・ディレクターとして迎え、「バーバリー・プローサム コレクション」として 1999年春夏にレディースウェアで、2000年春夏にメンズウェアでミラノコレクションに参入。ローズ・マリー・ブラボーと副社長兼レディースMDのミッシェル・スミスを中心に、伝統にモード性を加えた現代的なスタイルを目指しました。「プローサム」は、バーバリーのトレードマークである騎馬戦士が持つ旗に記された言葉で、ラテン語で「前進」の意。「プローサムラインは故トーマスの遺伝子を受け継ぐ存在」というのがコンセプトであるようです。
高品質で高品位ブランドだが、英国工場を閉鎖して中国に工場を移転するという方針を2006年9月に示した為、大きな反対運動が起きています。
なお、現在ロゴとして「BURBERRY」と「Burberry's」の二つが存在するが、後者は2000年の変更以前の製品についているものでありそれ以降は全て「BURBERRY」に統一されました。



